よしなしごと

はてなポイントがこころもとなくなったので、質問にでも答えて稼ぐかー、と思って探してみたけれども。そうやってみてみると答えられる質問がほとんどなくてびっくりだ。答えを知っている質問も、答えの探し方を知っている質問も、答えの考え方がわかる質問も、ない。

考えてみると、俺は自分に答えられる質問をされたことがいままで一度もないのだ! 答えられる質問がたまにあっても、歳はいくつかとか、血液型は何型かとか、うどんとスパゲティーではどっちが好きかとか、ふたこぶ駱駝とひとこぶ駱駝ではどっちが有用かとか、どれもこれも意味がない問いばかりなのだ。

で、ふたこぶ駱駝とひとこぶ駱駝はどっちが有用なんでしょうか……。
あっ、うどんとスパゲティーどっちが好きかの質問にも答えられない……(どっちもそれなりに好き)。
今日は朝っぱらからラーメン食べましたけど。昨日の昼もラーメンだった(カップメン)。食べ物にはそれほど頓着しないですね。同じものが続いても平気。むしろわりと同じものばかり食べる。ひとつだけ飽きやすいものがあって、そーめん。きらいでもないのに一食でもうしばらくいいや、ということになります。甘いものはだいたいなんでも好き。
で……、駱駝の顔はなんかいいですよね。でも、動物全般、接するのは苦手です(人間含め)。うちで飼ってたのは金魚だけだし。ちなみに、ごきぶりに対する嫌悪感がうすいのは妖精現実のこの記事を読んだからだと思う(著作権フリーのサイトなので長めに引用(転載?)する)。

なぜゴキブリが怖いのかは自分のなかではまだ本質的な答を出せていないが、怖がらずに、意識的に正面から対決する訓練で、ゴキブリがだんだん怖くなくなることは実証できた。つまり表面的な答えは「怖いと思うから怖い」「恐怖は自分のなかで起きている現象に過ぎない」「現象は空だ」ということだ。蚊の話と似ていて、ゴキブリを恐れなくなればなるほど、叩き潰すのも上手になる。ゴキブリとは自分が支配できる自分より弱いものだということを繰り返し経験することで、まずは心理的優位に立てる。さらにこの訓練を続けると、優位すら感じず、平常心で、当たり前のルーチンとして、普通にゴキブリを退治できるようになるだろう。変な話だが、これは外国語をしゃべれるようになるプロセスと似ている。右脳だか小脳だか知らないが、理屈でない部分なのだ。

しかし、なぜゴキブリを叩き潰さなければいけないのだろうか。

なぜゴキブリを憎まなければいけないのだろうか。

先祖がこいつらに酷い目にあって、遺伝子レベルで何やらコーディングされているのだろうか。理性的に考えると、別にゴキブリがうろちょろしていても、目障りかもしれないが、食べ物だけガードしておけば、実害はないような気がする。なぜゴキブリに対して選択的に過敏反応が起きるのか。これは社会的コンテクストなのか、それとも遺伝子的コンテクストなのか。視覚入力をバックグラウンドで監視する脳内常駐プロセスには、クワガタやカナブンやホタルやカタツムリは通過させるが、ゴキブリを検出すると特別なイベントをトリガーする何かが仕込まれている。ふしぎだ。

蚊の場合は、ハードウェアに対する「直接被害」が明確だ。酸素や栄養を運ぶ血液を横取りし、場合によってはウイルスまで入れてくるのだから、とりあえず退治しなければいけない、ということは理解できる。ところが、ゴキブリを退治したい根拠は直観的には必ずしも明らかでない。ゴキブリ一匹を退治するのに消費されるエネルギーは、ゴキブリ一匹が引き起こす被害の期待値より大きい感じがする。だとすると「だまされている」ことになる(言い換えれば、脳のバグ)。「放置」が最適行動なのに、脳をコーディングした誰か(遺伝子 or 社会)は「対応」ルーチンを書いた。それともそれで正しいのか。非常に長期的なバランスを計算すると、ゴキブリを放置した場合の害の方が大きいのかもしれない。たしかに、ゴキブリは人類が滅んでも生き残りそうだから、未来のある時点(人類が滅ぶ途中)で、人類が整備したインフラをゴキブリが乗っ取ることになる。だとすると「ゴキブリをやっつけてくれ」は「未来からのメッセージ」ということになるが…。

ハチも刺されると被害甚大だが、ハチは「危ない」という意味で「怖い」としても、ゴキブリのような特殊な嫌悪感をトリガーしない。

ヘビは、人間の個体によっては、ゴキブリのような生理的嫌悪感をトリガーするが、ヘビをかわいいと感じる人間もあって、示唆に富む。どちらかと言えばゴキブリより危険であるにもかかわらず、ヘビはゴキブリに比べるとずっと一般的なペットであり、愛玩されている。ヘビが一部で愛されている一方、ゴキブリは憎まれないとしてもあまり愛されていない、という事実を説明できるひとつの仮説は、ヘビは食糧として有用だが、ゴキブリはそうでもない、ということだ。この仮説は(特に、はちみつを考えることによって)ハチに対しても整合性を持っている。

……外見のせいじゃないかな……。ヘビ? ヘビはですね、あんまり世話いらないし、あんまり食べないし、飼いやすいよ、と勧められたことがありますよ。何を食べさせるかっていうと、ネズミだったか……冷凍で売ってるとか……その人はハムスターも飼っていたのですけど。ずいぶんといろんな動物を飼っていたらしいけど、メジャーなところである猫は飼ったことがないと言っていました。
いま、何をしているんだか……私の直接の知り合いのなかではいちばんへんな人なのですが。互いに音信不通になるのが得意なもんで。実家にいたころに知り合った人で、つきあいが続いている人は皆無。
そう、電子メールというものを知ったとき、これで電話がきらいな私でも人間関係がもうちょっと持続するのではないかと思った(かもしれない)のですけど、そうでもなかった。どうやら私は筆不精でもあるらしい。そもそも発声するのが億劫だ、というのとは違って、文章を書くこと自体は好きなのですがー、特定の個人宛て、となると事情は違うらしい。はじめはともかく、いまはめったに書かない。
……あ、いや、最近はけっこう書いてますね、ひきこもりの同僚宛てに。返事がこなくてちょっとむなしい。
ちなみにうちは「メール送ったよー」という連絡が電話でくるような職場です。そーゆーとこもまだあるんですよ世間にはー。Web2.0って何?
で、今日のこれはいったいなんの話? いや、ちょっと、意図的に話をずらしていく訓練。けど、あんまりずれないー、話題の引き出しが少ないよ。