2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

神様はマッドサイエンティスト

「心と人工知能」シリーズ。 科学者はじつは人間ではなくて神様が人間を装って人工知能の研究してるフリをしている、というのはどうか。 同じ人間が、人間と同等の存在をつくれるというのが納得いかないなら。同じ人間とはいっても違う人間だから、ほんとう…

オデットとアーシア

「心と人工知能」シリーズ。 本日のテキストは鈴木ジュリエッタの『カラクリオデット 第1巻 (花とゆめCOMICS)』です。 タイトル通り、オデットは吉沢博士につくられたロボット。表情に乏しく、淡々と喋るけれど、学校に行きたいとか、おいしいってどんなのか…

思考の飛躍

「記録された乱数は乱数ではない。」っていう一文を書いたときにも、機械で心をつくることについて考えていたのだった。人間の思考、とか、意識、とかに、筋道の通ってない、説明のつかない飛躍があるのかどうか、と。飛躍がないほうがプログラミングしやす…

疑問

はてなブックマーク - 好みの近いはてなブックマーカーを探そう パブリックモードでしか使えないのに、プライベートモードの人がこれだけ(ただいま49人)ブクマしてるのはなんでだろう。自分で使うときだけ一瞬パブリックにするの?

ベイリー君について・その4

心をもつ人工知能について。(→その1、その2、その3。あんまり話は続いてないけど。) というか、今日は、家庭用ロボットについて? 柳原望の『まるいち的風景』というまんががあります。「まるいち」という家庭用ロボットをめぐる話。手元にないので(ある…

殺してしまった、そのあとは?

なぜころリンク集↓ 樹海エンターテイナー:「なぜ人を殺してはいけないのか?」についての記事をまとめてみる。 高瀬美恵の「クシアラータの覇王」というシリーズで、「ひとり殺したらひとり産めばいい」ってすごいこと言った人がいたな、と、思い出した。手…

ベイリー君について・その3

(→その1、その2) さて、ハゲの話をしましょう。 1 髪の毛が10000本ある人はハゲではない。 とします。実際、何本ぐらいあったらハゲっぽくないのかよくわかんないけど。 2 ハゲでない頭から髪を1本抜いてもハゲではない。 とします。 で、1番と2番から、 …

ベイリー君について・その2

彼女は、永遠に向かって挑戦し続けているのだ。そしてそれこそ、科学者の、――いや、知性を持った人間の、あるべき姿だ。心をもつ人工知能について。(→その1) そういえば、数年前、自然言語処理の研究者に、リスクとかデメリットについて質問したことがあり…

ベイリー君について・その1

ベイリーはこの先どうなると思いますか? 心をもつ人工知能ベイリー君については、以前にも言及したり回答したりしてますが。 人工知能に関する研究は今でも進められているでしょうけど、一方でその社会的な影響については殆ど論じられていないように思いま…

気分で。なんとなく。

ウパ日記 - 皆さんの本の選び方を知りたいな の、回答を読みながら……、「なるべくハズレを引かないようにしている人」と「そーでもない人」がいるのかな、と思った。 私なんぞ、9割方をオンライン書店で買っているので、ほとんど実物を確認しない。買ってみ…

強い現実と醒めない夢

なんで夢か現実かを確かめるのに頬をつねったりして痛いかどうかで判断するのか? というようなことを考えていました。なぜ痛いほうが現実なのか。 そりゃ、痛いっていう感覚は無視できないからだ。どんな喜びがあっても、すっごく痛いってところがあると、…

本日のひとこと

「孤独じゃ生きてかれんぞ!」 んなこと面と向かって言われたのははじめてです。

生きてます。

さすらいの旅に出たわけではない。 人間を宅配便のあんちゃんしか見ない生活。を、していると、ひとりで充足しすぎるので、書くことがないんだよなあ。ないわけじゃないけど、ひとの目にさらすことないよなあ、って気になる。 ……む、「あんちゃん」? 「にー…

むかしがたり

えーと。 私は小さい頃「じぶんは○○高校(県内でいちばん難易度が高い公立高校)に行って県内の国立大学に行って会社員になって結婚して子どもを育てる」ものだと思っていました(老いて死ぬ、までは入ってなかった)。というのは、親がそういう風に言ってた…

旅に出たい

どこでもいいので、知らないところへ行きたい。 と、いう気分に珍しくなっていますが、暑さという現実の前に挫折することが予想されます。 げんじつつよいよ(おまえがよわすぎだ)。 ここにどこかへ出かけたという話題がまったく出ないのは、書かないからで…

世界の外、「世界の外」の外、

仮想世界と現実世界を区別する方法を教えてください。世界と世界を比較してどちらが内側の世界かわかりますか? 「この世界」は「現実の世界」ではないのかもしれない、つくられた世界なのかもしれない、という考え方をはじめて知ったとき、すごくショックを…

朝起きたとき

なぜか「今日は日曜日だ」とうっかり思ってしまった。 真実は苦い。 苦いのでまた寝た。 二度寝できるような時間に起きてるからだいじょうぶ。 夏休みはまだかな。 ……いつからいつまでが夏休みなのかな……(しらない)。

「建築に愛は必要ない。人生にもな」

珍しくアニメの話。「名探偵コナン」劇場版第一作。名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 [DVD]出版社/メーカー: ポリドール発売日: 2001/03/28メディア: DVD購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (17件) を見る恋する乙女には敵わない、という話(←間…

人間の規則

昨日ちょっとふれた加藤元浩の『Q.E.D.証明終了(4) (講談社コミックス月刊マガジン)』(の、「ヤコブの階段」という話)ですが。 「人工生命は意志を持って動いてるわけじゃない そう見えるだけだよ あれは ただ 規則に従うプログラムだ」これ、主人公(?)…

ひと仕事。

ゴミ箱の底にゴキブリが横たわって微動だにしないので死んでるのかと思ってそのままゴミ袋に入れようとしたらがさがさ動き出したのでうひゃあと思いつつ「埃まみれ茶ゴキブリ」と名づけゴミ箱ひっくり返して袋に入れてしばってゴミ出しに行った。 あのひと(…

思い出した。

文化的なナショナリズムは負けることによって勝つこともでき、勝つことによって負けてしまうような複雑な戦略によって演出されるものだからだ。文化とは一種の撤退戦、持久戦で保持されるものなのである。電子情報の翻訳されない部分に文化は隠れているので…

神の命

「人工生命は意志を持って動いてるわけじゃない そう見えるだけだよ あれは ただ 規則に従うプログラムだ」虚構世界の人間に命はない、「こちら」で自在に動かしているのだから。だとしたら、創造主なんていうメタな存在があるとしたら、人間を含む現実世界…

「11月31日」

……ボケた。 というわけで、これ思い出した。 水落晴美『マージナル・ブルー―空曜日の神様 (電撃文庫)』 「4月31日」のおはなし。