2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バナナの皮

人生には、ときには暗く寒い夜の底を歩き続けなければならないこともある。しかし、暗ければ暗いほど、寒ければ寒いほど、その足元にバナナの皮が落ちていたときの喜劇的効果は大きい。あるいはこうもいえる。どんなに暗く寒い夜にも、バナナの皮が闖入する…

ねこ

猫というのはそもそも、何でもわかっているようなしゃあしゃあとした顔をしているものだし。 松尾由美『ニャン氏の童心』(ISBN:9784488439095) 猫の肉球で頬を撫でられたような蠱惑的な声だった。 麻耶雄嵩『あぶない叔父さん』(ISBN:9784101212814) た…

洗濯機

金沢くらしの博物館。企画展「着物を洗う 縫う」。 バスタオル一枚洗えるぐらいの、ぐるぐる回すミニミニ洗濯機、って、一周回って新しい気がする(どこを一周回るつもりだ)。 昭和35年のサンヨーの洗濯機の広告、45,000円。令和2年、「簡易乾燥機能付洗濯…

共感

サバクツノトカゲは目から血を噴射し、1.5メートル先の距離まで飛ばすことができる。サバクツノトカゲが何のためにこんなことをするのか、私は知らない。というのも私は、なにかの記事でこのトカゲが「目から血を噴射する」と書いてあるのを読むたびにそこで…

武士の正月

前田土佐守家資料館、企画展「新春を祝うー前田土佐守家のお正月」です。 前田土佐守家というのは前田利家とまつの次男、利政を祖とする分家です。土佐守家というのは本家と区別するための通称。ちなみに本家のほうは長男、利長が二代目ですが、子どもがなか…

去年の写真

梅雨~ ガクアジサイ カシワバアジサイ ふつうの(?)アジサイ 鳶(たぶん)(このへんで飛んでるでかくて茶色い鳥はトンビ、という認識)。ちなみに狙って撮ったわけではない。狙ったのは電柱です。 電柱です。

去年の写真

秋~ ↑……なんだろう? このコスモスは12月、同じ場所。

雪が降らない

今冬の雪写真はこれだけ。 元日の兼六園。しかし、下の写真、半分、あられでは? 見た感じ。 あられだったらときどき降ってるのですが、まあ、あられって、連続して3分ぐらいしか降らない。なんでかね。雨か雪が降ってる合間に、ばーっとうるさく降ってきて…

高貴な態度

「ですが、不可能状況を分析するときに」ペティスが割りこんだ。「どうして探偵小説を論じるのですか」 「なぜというに」博士は素直に認めた。「われわれは探偵小説のなかにいるからだ。そうでないふりをして読者をたぶらかしたりはしない。探偵小説の議論に…

散歩

山が白くない……。 カモさん、一羽だけでいるのは珍しいな、と思ったら、 飛んでった先に、 仲間が。23、4羽いました。 やさしく。

去年の写真

夏~

シヌール神父はさらに眉を上げた。イヴェットを見ると、彼女も眉を上げていた。 さあ、みなさんも眉を上げよう。 ジャック・ルーボー『麗しのオルタンス』(ISBN:9784488188023) 「気にすること無いですよ 大抵の女の子は一度は眉毛を抜きすぎて平安貴族に…

経過

冬休みになって三週間超経っておりますが、毎日なにをしているかというと、わりとなにもしていない。 ……。 わりとなにもしていない……。 文章量がまあまあ増えて、読書量がまあまあ増えて、お絵かき量がちょっとだけ増えたかもしれない、というだけです。べつ…

キャベツ

前に、キャベツと国王を並列させた文を引用しましたが。 ymd-y.hatenadiary.jp アガサ・クリスティー『複数の時計』(ISBN:9784151300295)でポアロさんが『鏡の国のアリス』を暗唱してまして。 さあ、時は来たぞ、とセイウチは言った、 いろんなことを話し…

去年の写真

川に二筋の茶色い流れ。 その上流に、はたらくくるまがふたり(ふたり?)。それにしても、きれいに分離して流れるものです。 帰路には島がひとつになってた。 何度か前を通ったことがあったのにはじめて存在に気づいた階段。幅、細い。 いい天気! ちなみに…

永遠の夏休み

「わたくしは生まれてからずっと夏休みを過ごしていた人間よ」 小泉喜美子『月下の蘭/殺人はちょっと面倒』(ISBN:9784488486112) まあ言ってみたいセリフよね。現実はともかく。

去年の写真

ミニチュアライフ展 田中達也 見立ての世界 夏目友人帳展

本を選ぶ

ひさしぶりに図書館に行きました。 「福袋」があった……。紙袋に2~3冊入っていて、テーマと冊数が書いてあって、中は見えない。あれ、でも、貸出手続きするときに紙袋あけなくてはいけないのではないかしら。うちに帰ってから、わーなにが入ってるんだろー、…

金沢市消防出初式

金沢城で開催。加賀鳶はしご登り。はしごは消防団員が自作しているらしいよ。 BGMとしておじさんが歌を歌っていたんですけど、だんだん興が乗ってきたな……と感じられるところがおもしろかった。 百万石まつりのときにも見たことがありますが、そのときは2組…

意外性

年末に横溝正史『白と黒』(ISBN:9784041304136)を読みました。横溝正史、2冊目だよ! 前回は小学生のときだよ! そもそも表紙が意外でしたね。 背表紙はあいかわらず黒かったんですが、それにしても、角川文庫の! 横溝正史の! 表紙がこわくなくなってる…

水引製鏡餅

石川の鏡餅は紅白です。……というのを知らなければ、鏡餅を模したとはわからないかもしれない……。

今年の抱負

ほうふ……抱負……。 今年は、歯医者に行こうと思います……その前に役所に行かなければなりませんが。休みのうちに旅行に行きたい。が、なんとなく足が重いのは、寒さのせいというより、乗り物酔いが不安なのです。常時吐き気がするのは、だいたい、治ってきてる…

元日のコンビニ

で、朝の散歩から帰ってくる途中、コンビニに寄るかどうか、ちょっと迷った。無理して24時間365日営業することもないじゃん、とは思っておりまして、そういう動きを促進するためには正月お客少ないよ、って実績(?)があったほうがいいのかな、と。でも現に…

あけましておめでとうございます

今年もよろしくおねがいします。 暗かったのでほんとに黒猫かは定かではないですが。しかし今年はじめて出会った生物が黒猫……? いや、それはセーフ。そのまえに人間の神主だか宮司だか、神職の人に会ってます。 子年に猫……と思ったけど、ハムスターでも飼っ…