ことばで説明されないとわからない

建築家の仕事 (太陽レクチャー・ブック)』を読みました。
おもしろかったのですけど(とくに藤本壮介氏のお話)、私は建築の見方って、なんか、わかんないんですね……

建築がおもしろいのは、その新しい価値観というか、世界観のようなものを、具体的な形や、空間や、体験として提示できるという点です。コルビュジエに驚くのは、世界が彼の提示したような厳格な幾何学によってすべて成り立っているということを、実際のものをとおして実体験させてくれるからです。それ以前とそれ以後で、世界の見方が変わってしまうような視点。そういうものを模索しているのだと思います。