見たままに写る

文章を書く、以外の表現手段を持っておこうと思って、最近、絵を描いたり写真を撮ったりするようにしています。
出力以前に、私はあんまりものを注意して見ないので、入力の面で変わっていくかなあ、というような感じの、期待(?)を。
で、写真を撮る。
……と、なんだか違う。思ってるように撮れない。見たままに写ってない。
絵が、思ったように描けないのは、納得はいくのです(不満だけどさ)。けど、カメラで、見たままに撮れないのって……釈然としません。なんでだ、これもまた、下手くそだから? 猛烈にカメラのせいにしたいところですがっ。
けど、見たまま、といっても、いったい、何を、見ているのか……。
(あ、こういう形の問いかけをすると、反射的に「何も見てない」って思っちゃうな……。)
まあ、そこはそれ。
うまい人は、見たままに撮れるんだろうか? 見たままに撮れることが、うまいってことだろうか?
いい写真と、うまい写真も、また違うか……。
見たままに撮れないとしても、撮ったときにどういう画になるかは、慣れてる人ならわかるんだろうな。
写真みたいな絵、って、あるけど、絵みたいな写真、っていうのも、あって。写真を見るときと、絵を見るときと、実物を見るときと、目(脳)の使い方が違う、かも。写真を見たことがない人が、はじめて写真を見たとき、それはどう見えるんだろう。現実を写したものに、見えるだろうか?
……疑問ばっかり。