一週間前の日記

また金沢21世紀美術館に行ってきたんですけどね。

なんか美術好きな人みたいだなあ。いや、げーじゅつってわからん。
私にとっての芸術品の位置づけって、役に立たないけど世間的になんか評価されてて、自分でもきれいだと思ったりおもしろいと思ったりするのもあるけど、とくに欲しいとは思わないもの、の、ような、気がいたしますが……。うーん、欲しいと思ったことはないな。たぶん。とはいえ、全般的に私の所有欲が欠如しているだけのような……。それとも、高価なものっていう先入観のせいか。
で、大学の卒業制作を一部、見てきたのです。その中に、テレビの形の作品がありまして……テレビ(っぽいその作品)を叩くと、そこに映ってるキャラクタがダメージを受ける、っていう。男の子がとりつかれたようにばしばし叩いてまして、もうちょっと不規則に、いろんな方向から叩いてくれないと、連動してるってのがわかんないぜ少年、と思いながら後ろから見てたんですが、親に何度呼ばれてもなかなか離れられないようで……。で、少年がようやく離れていってから、注意書きをよくよく読んでみると、「テレビがよく映らないと叩いて直そうとする、解決するのに暴力を使おうとする、人類はこれでいいのでしょうか」というようなこと(すっごくうろおぼえ)が書いてあって……そーゆー話だったんか!と、えーと、この伝わらなさかげんがおもしろかった(おもしろがるところか?)。いや、でも、それ、りくつ後づけしてねえ?って思うんですけど!
あと椅子の作品がいくつかあって、それは欲しい。
……えっ、なに上に書いたこと?