餃子


餃子といえば。
若竹七海の、たぶん、『古書店アゼリアの死体 (カッパ・ノベルス)』だったと思うけど(『ヴィラ・マグノリアの殺人 (カッパ・ノベルス)』かもしれない)、お嬢様がラーメン屋でひとり、餃子定食を食べて、唇を脂でてからせてにこにこしながら店を出るシーンがあったんですよ。で、ラーメン屋のオヤジ(たぶん)が、言ってたんだけど。ほんとうに育ちのいい人は、やりたいときにやりたいことをやって、食べたいものを食べる、って。人目を気にして食べたいものを食べないのは、成金のすることだって。
というわけで、私の中では餃子定食はお嬢様とセットになっております。