『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』というタイトルを見ると、「脳」って「私」じゃないんだなあ、と思ってしまいますが、なにかをいろいろ混同した感じ方なんかもしれない。
「いい」っていう価値判断をするのは私だ、と思っているから、「脳にいいこと」はこれこれです、って言っているらしきタイトルに違和感をおぼえるのですが、でも、それは「脳は私だ」という前提があるからでもあるのです。「目にいい」とか「胃にいい」とかだったら、ひとからこれがいいよ、って言われれば、ああ、そうなのか、って思うので。いや、その場合でも、鵜呑みにするしないは別として、実行はしないんだけど。めんどうだから。目や胃は、私のものであって、私そのものではない……。脳だと別格だと思ってる。
うーん。
読んではいません。本屋で平積みになってるのを見かけるだけ。
