今月の電力使用量

69kWh。
メーター壊れてるんじゃないかっていう。前年は138kWh。半減してるよ……?
というわけでせっかくの(?)太陽光発電促進付加金は0円です。単価0.01円/kWhで切り捨てだから。
ところでこの太陽光発電促進付加金も、電力会社ごとに単価違うんですね。0.01〜0.07円/kWhという差が。といっても、一般家庭の電力消費量は平均300kWh/月らしいので、3〜21円の差。
つまり、太陽光発電を導入している家の割合が低いほど単価が低くなっているのでは……? 太陽光発電による電力の買取単価>電力会社の売電単価なので、そのままだと太陽光発電を導入する世帯が増えるほど電力会社が確実に損をしてしまうから、その買取にかかる費用から、買い取った電力のおかげでおさえられた経費を引いた差額を、売電している世帯を含めた全世帯で負担する、という制度、と理解していますが。
でも北陸は冬の日照時間が少ないんじゃないかって気がします。しらべてないけど。富山太陽光発電所が昨日から始動してるよー。約100万kWh/年、一般家庭約250軒分だそうです。
ちなみに北陸電力は電気料金安いほうみたいです。四国電力から引っ越してきたとき、びみょうに、高い……?って思ったんだけど、それでも安いほう。高いのが沖縄電力で、これは、なんとなく、わかる……。設備費の元をとるにはある程度おおきな消費者が必要だし、それも固まっていたほうがいいけど、沖縄は条件が厳しそうだ。しかし最大の消費地を抱える東京電力は安くないのだ。わからん。


福島第1原発
やっぱり想定力不足、というかそれ以前の問題というか。科学技術が自然に負けたとか、防災のために多大なコストがかかるからやらないという経営判断に負けたとかそういうもんじゃなかった、という感じが、私が断片的に見た記事からは、している。なんか、たかをくくっていた、とか、そういう……。
だとしたら、そのほうが改善が難しい、と思う。
コストとかの問題だったら、技術には発展の余地があるし、いつかなんとかなるかもしれない、って思えるけど、それを運用する人間のほうに問題があるのだとしたら。にんげんって、そうそう変わらないんだよなあ……。
どこぞの経済団体の人が、東京電力じゃなくて国の基準が悪かったんだ、って言ったっていう記事を、読んだっていうか見出ししか読んでないんだけど、それフォローになってねえよ!って思ったんでした。国の基準が妥当かどうか判断する必要があるかを考えなかったのか、妥当かどうか判断する能力がなかったのか、妥当だと判断して従ったのか、妥当じゃないと判断してもなんかあっても国のせいだといえるからいいと思ったのか、どのケースでもダメじゃん、って。でもそれって、とくに最後のケースだと、倫理の問題になっちゃうのか……そりゃ倫理はだいじなんだけれど、個人あるいは企業の倫理で手に負える範囲って、どのへんまでなんだろう、って考えると、今回の事故をみるに、原子力は無理じゃないのか、って。手に負える、って……うーん、失敗したときにどれだけの惨事を許容できるか、ってことか。こういう考え方もびみょうだなあ。