忘却

今朝は、しごと行くとき、久しぶりに帽子をかぶりまして、かぶりながら、これ、帰り、忘れるよなあ、って思ったら、まんまと見事にほんとうに忘れました。
正確に自分の行動の予測をするものである。
……ほんとうに「自分の行動」だと思っていたら、予測するもなにもないのだが。
へまをする自分は自分ではない、という認識なのか。
しかし、これが他人のことだったら、何かを忘れて帰ってくる、という一連の出来事を、「その人の行動」として認識するだろう。
この非対称性め。
自分のことは、意志を持って動いている(意志を持っていると思って動いている)ときしか、自分の行動だと認めない。でも、他人の意志は外からはわからない。