予想しつつなぜ回避しないのか

職場で、固定電話が鳴ったので、受話器をとろうとしつつ、このままとったら飲みかけのジュースの缶にコードがあたって倒れるな、と思い、そのまま受話器をとって、倒した。
接続詞がおかしい。
というか、私はあほですか。
そのときの思考を想像してみるに(思い出すということができるほどおぼえてない気がするので想像なんですけど)、「なにも考えてない」。
みもふたもない!
正確にいうと、予想した未来を回避する思考に突入する前に、受話器をとろうとする腕の動きが慣性でそのまま進んでしまって、予想した未来が到来した、という感じ。たぶん。
いや、もしかしたら、倒したのを見てから、倒すのを予想したように割り込みがかかった可能性もけっこうある。
動作も遅いけど、思考も遅いのでつりあいがとれている。……いや、それでも動作のほうがはやいのか。つまり、やっぱりあほなのか!