人の創作物で、いいものに出会えると、「いいもの見せてもらったー、ありがとうございますー」って拝むのですけど、あれはなんなんでしょうか。作者に対して、だけじゃないようなんですが。
うろおぼえなんですけど、恩田陸の『三月は深き紅の淵を (Mephisto club)』で、「小さい頃、物語というものを人が書いているとは思ってなかった」って登場人物が話すくだりがあるのですよ。「どこかに物語のなる木があって、そこから採ってきてるんじゃないかって」（このたとえもうろおぼえ）。私もそうでした、っていうか、いまだにそんなところがあるな、ちょっと。
今日は拝みました。いい日です。
