妖精の財布

「年収300万の自分にとって最高に面白い仕事」か「年収1000万の自分にとって最高に面白くない仕事」どちらかを一生しなくてはならないとしたらあなたはどちらを選びますか?その理由は?

年収300万でおもしろい仕事(即答)。
私にとってはこの質問、おもしろいかどうかってのはあんまり問題にならないです。「おもしろさ」が同等であっても300万と1000万なら300万を選びます。それで十分だからです。
前に貯金が嫌いだって書きましたが、まあ、そういうこと。お金を使うのがめんどくさく、あまったお金を貯めるのが嫌い、というのだから、1000万は使いようがない。私にとって、1000万は300万の10/3倍の価値がないのだ。
あと、1000万の仕事のほうが責任が重いことが想像できる。給与は仕事の対価だと考えると300万しかくれないのはどう考えても、自分は楽しいかもしれないが、あまり必要とされていないのでは?と思ってしまいます。(3番回答)って意見がありましたが、私はむしろ必要とされたくないので。ぜんぜん必要とされなかったら働くところがないですが、1000万は重すぎる。
さらに妄想する。
週40時間労働で年収300万円なら、時給は同じで労働時間は半分のほうがいい。つまり年収150万円。それでもやっていけるはずだ(地方在住です)。
働かずにすむ、というのがいちばんいいのですが。ただ、私は以前にこうも書いてますね。

自分で自分を養うことができて、自分は自分しか養わなくていい、というのは、思いのほか「楽」なことである。働かずにすむならそれにこしたことはなくて、拾った宝くじが一等だったとか会ったことのないブラジルの伯父さんの遺産が転がり込んでくるとか、そういうのがいちばん理想なんですけどねー。その次には、自分でなんとでもなると自分で思っていられる、というのが、やっぱり楽ですよ。

あと、仕事が好きですか?ってアンケートをやったときにもなんか書いてました。

私は「ニートはずるい」と思っているので、ニートを目立たせるように、生き難くさせるほうに荷担したいというか、たぶん無言で荷担している。けどさ、自分だって働きたくないんだから、ここでニートのみなさんにふんばってもらって、「労働は尊い」という価値観が揺らいで、「みんながみんな働かなくてもよい社会」になったほうが、ありがたいんだよな。

……うん、とりあえず、連休だろうと更新頻度は高くならないのだ……。


でも、100億円とか1兆円とかって単位なら、使い途を考えますね。「前田建設 ファンタジー営業部」みたいなのとか。小川一水第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)』とか。あるいは、タイムマシンをつくるとか(どうやって!)。
ただ、1000万単位でも、時間があればやってみたいってことがふたつあります、じつは。めんどくさいこと、でもあるのですが。そのうちネタにします(すんごく「ふつう」なことです)。


タイトルは、高河ゆんの『妖精事件(1) (講談社漫画文庫)』に必要なときに必要なだけのお金がわいてくるって財布が出てきた(……と思う(いま本が手元にない))、そこから。