就職してからできるようになったこと

ひとの名前を呼ぶこと。
……。
それまでできなかったんか!て、つっこまれそうですが、できなかったんですよぅ。
けど、前に、ひとの名前を呼ぶのが苦手だー、という話題がどっかで盛り上がってたのを見たおぼえがあるので、すっごく珍しい症状ってわけでもないだろう。たぶん。
で、それが苦手だと知られることも、恥ずかしくて……2回、指摘されてしまったことがあったんですが、いや、もう……。ぐぅ。
友達でも呼べない。ってか、友達だと呼べない。なんて呼べばいいのか、わからない。友達っていえるほど仲良くない時期に、どれぐらいなれなれしく呼んでいいのかと迷っているうちに仲良くなって、いまさらどう呼べばいいんだ……、というような。
で、仕事では、呼べないとたんじゅんに不便、ってのと、友達候補じゃないんでほとんど名字に「さん」付け、あるいは役職で呼べばよろしい、と。迷わなくて済むので楽。
それでも、呼ぶのに迷うことがあって、なんでかというと、あんまりひとの顔をおぼえていないので、名前が合っているかどうか自信がない、という……。顔をおぼえてない、というか、顔と声と喋り方と体格と色合い(←?)の複合技で識別しているので、何かが欠けると自信がないのです。
……いや、もう、ここ数年、新しく友達ができていない上に、古い友達とも音信不通で。いないんですよね、友達が。なので、私が、友達が……、っていう話をするときには、数年から十数年前のことだと思ってください。
多くの人と話すようにはなったけど友達はいない、というわけで、社交性が上がったんだか下がったんだか、どうなんだ。
自分の呼ばれ方のほうは、昔から、気にしませんが……。