がんばらない

おみくじ引くと、3回に2回くらいは「ちょっと待て」って言われるような気がするんだけど、気のせいかな……。「待つ」ことの効果ってみえにくいけど、「待つ」ことの不利益もわかりにくい、よね。ごまかしてるだろ神様!と思った。
まあ、「ちょっとがんばれ」言われてもやる気になるわけではない。どっちにしろ神様のいうこと、きかないな……。
私は、「がんばる」だとか「努力」だとかいうのを、軽視する傾向があって、それと同時に、ちゃんとがんばれない、ちゃんと努力できない、ってことに、劣等感を持っていたりも、する、たぶん。がんばれって言われるの、あんまり好きじゃない……というのか、ひびかない、なあ。いや、だいぶ、気分にもよるけど。言うほうでも、すでにやる気になってる人、言って欲しそうな人に言うのはいいんだけど、やる気がなさそうな人には、言いたくない。見極めがむずかしい。
しかし、だからといって、がんばったことがないわけではないのだ。振り返ってみると、そう思う。がんばりもせずにできたはずがないということが、ある。がんばりもせずにできたなんて、自分の能力を過大に評価してるんじゃないの、っていう。けど、がんばろうと思って、思い通りにがんばった、というような手応えを感じたことは、ない……のか、おぼえがない、な。
よくわかんないな。
なんか、本人にだって、わかんないものじゃないのかな、どこまでががんばりの成果なのか、とか。うまくできればがんばった、うまくできなかったらがんばってなかった、ってわけじゃないから。
私は、しばらく、がんばらないことにする。いつものことだけど。意識して、がんばらない。最近、「がんばれ」言われすぎたので。不本意なところで。