一昨日の分の筋肉痛が、いま、きているのです。それでも一時期よりは体力ついたはずなのですが。
鳥取砂丘は思ってたより狭くて、思ったより広かったんであった。
鳥取駅北口から「鳥取砂丘」行きのバスでだいたい20分、バスを降りて道路を渡り、砂丘入口って書いてある階段があるので、昇ると、砂丘があって、すぐそこに日本海が見えるのです。あっ、狭い!?って思ったのですけど、歩くと疲労困憊というか、すごくスケール感の狂う景色なんですよう。
とても人が歩けるとは思えないような傾斜にへいきで足跡がついてたりするんです。
↑この写真で人が登ってるところもふつうにきつい傾斜なんですが、ここはたいていの人が登ってました。でも、この左のもっと急になってるところもけっこう挑戦者いました……。しかし自分のどんくささには多少の自覚があるので、もっと緩いところから海に出られぬものかとさまよいました。
最終的にはこんな感じに歩きました。たぶん。方向音痴ですけど、ところどころに杭があって、
番地が書いてあるので、
そう大きくは違ってないはず……。4時間近くいたのですが、半分も行ってないみたい。
ちなみにたいていの人はそんなに遠くまでは歩かないようで、高低差があって周りが遮られるおかげもあって、観光客がいっぱいいるようでも砂漠でひとり気分は味わえました。いや、それでも、足跡があって先人が行ったところを選びましたけれども。
先人の足跡と風紋。
オアシスもある。
花も咲いている。
クマも埋まっている……。
あんまり見た目、砂っぽい質感ではない。これは人がある程度歩いたあと、風で均されたところかな……? 風が吹いても砂埃が舞いません。舞わずに、ななめ上にのぼっていきます、砂が。……考えてみれば、のぼっていく動きがなければ起伏はなくなっていくはずだもんな……。でも目の前でにょろにょろ動いてくのを見るのは不思議な気分であった……。
で、たそがれるだけたそがれて、他の観光地っぽい施設にまったく行かなかったんですが……なんて金を落とさない観光客だよ。