鳩日記

東本願寺で鳩とたわむれる。

鳩です。

鳩です。

鳩です……。


京都駅からてきとうに歩いてたらいきあたっただけで、ぜんぜん、なにものの寺だか知らんかったんですが、「Wikipedia:東本願寺」によると(法的には)寺じゃないという……。じゃあなんなんだよ、って感じですが。
ここ、核シェルターがあるに違いない、と、思いました……。
だって、ギャラリーがあって、その地下が、



こんな感じの空間になってるんだ……。寺じゃないよ(寺じゃないんだけど!)。関係者以外立入禁止のとこもあったし、なんか地下のが広くねぇ?って思った。さらに工事中だったし。
人が少ないからそういう妄想をする。
前日の砂丘にしてもそうだったんだけど、人間って人間の集まってるところに集まるので、集まってるところのすぐ隣りにがらんとした死角があったりする。砂丘で風紋を見るには人の歩かないところを行かなければならないのだけれど、たいていの人がそこに行かないのは、人が行かないからなのだ、きっと。
人が行くところに、人は行く。
そうやって、並んでゆく人々を見ていたら、「巡礼」ということばが浮かんだんですが、何を詣でているんだろう……。


私の場合は、「人がいっぱいいる」という基準がだいぶ低いだけで、「人がいっぱいいすぎるのも、(公共の場っぽいのに)人がぜんぜんいないのも落ち着かない」というのは、ふつうだと思う。人に酔っちゃうので、機会があれば人のいないところを探してしまう。ふだん、1時間散歩してても10人も人間を見ない(車は除く)、なんてとこで暮らしてるからなー。