しもやけさんが安眠妨害する


なぜか連日、午前3時ごろにもっともかゆい。眠気よりも空腹よりも正確な体内時計と化している。
かゆみ止め、効かんし。もうぜんぜん、効かんし。それともこれは、効いててこのかゆさなのか。「まったく同じコンディション」というものが存在しないので(というか、存在したとしてもそれがわからない)、対照実験ができない。
薬って、……鎮痛剤は効き目がわかりやすいけど、そのほかは……風邪なんかは、薬が効いたのか時間の経過によって治ったのかわからん。と、いう理由ではありませんが風邪薬を常備してません。風邪ひかないからだいじょうぶ(?)。
そういえば前に、「プラシーボ効果プラシーボ効果」と唱えながら服用してプラシーボ効果があるのか、って疑問を書いたけど、最近、「偽薬です」って言って投与しても効果はある、って記事を、読んだような。
で。
前々から、うすうす、効果が疑わしいと思いつつ、あんまり直視したくないので考えないようにしていたアレを、思いきって、言ってしまおうではないですか、でもやっぱり直面したくないなあどうしよう、っていうのが……えーと。
酔い止めの薬は、ぜんぜん、効かない。
効いたためしがない。
……と、思う。
のまなければもっとひどかったのかもしれない、と、考えることも可能ではありますが。でも、酔うような乗り物・経路で、「酔わなかった」ことはない。酔うような乗り物って、筆頭はバスです。子どものころの遠足ってぜったいにバスだったから、毎回、吐いてました。最近の長距離移動はことごとくバスだろ、とつっこまれそうですけど、高速道路ならだいじょうぶなのです、一般道はダメ。電車も、鈍行は、長くは乗れない(青春18きっぷが使えない)。特急はものによってはすごく揺れるけど、それ以外はまあまあ。新幹線もまあまあ。乗用車は経路による。飛行機は……1時間弱の路線しか乗ったことないけど、ちょっと危ないかもしれない。高速で移動する乗り物のほうが、摩擦を少なくする必要があって揺れない傾向はあるとはいえ、一概にはいえない。
酔うときには、5分とか10分でもう酔ってるのです。そこからはもう、吐かないように、身動きひとつせず、気をそらしつつ、はやく到着するように祈る。しゃべって気を紛らわすことはできない(口を開けたら吐く)。外の景色は、近くを見てはいけない(はやく動くものを見ているうちに酔いがひどくなる)。背もたれに背を預けてはいけない(振動がよけいに伝わる、気がする)。眠ってもいけない(起きたときに着いていればいいけど、まだ動いてたりすると起きたとたんに油断して吐く←一度やってから、頑なに眠らなくなった)。
なかなか努力したですよ子どもの私。それでも吐くけど。しかし「吐かないように努力する」ことはできても、「酔わないように努力する」ことはできないのでした。
大人になってからは、神経が頑丈になったのか身体が丈夫になったのか、そこまで不動の姿勢でいたことはないですけど。というか、経路を選べるようになったので、酔うような乗り物には近づかない。おとなになるってすばらしいな!
でも、あれだけ、酔い止めの薬が売ってるってことは、効く人もいるんだろうか……。