中学生は今日も元気

仕事がはやく終わったので、金沢21世紀美術館コレクション展「サイレント・エコー」に寄ってきた(時間的にはいつもので間に合うんだけど、体力が足りない)。
で、まあ、展覧会の内容よりも中学生ですよ中学生。中学生のほうが印象的であった……。地元のか県外のかわからないけど、とにかく学校行事の団体さんでいらしてて、団体だけども自由行動みたいで自由に行動していた。わかったようなフリをしないあたりがすがすがしいよな中学生。ツェ・スーメイ「エコー」という映像・音楽作品は、暗い部屋で上映してたのですけど、私、存在を認知されているのだろうか……と疑問に思うほどかまびすしい。まあぜんぜん観てないわけでも聴いてないわけでもなく、いろいろ喋りつつソファに寝っ転がりつつ女子にちょっかいを出しつつ出されつつ、田中君(仮名(←なぜか名前をやたらと連呼されていた))たちは出て行ったのだった。
……なんかほんとうにすがすがしい。
わかんないのに元をとろうとしてなにかしら解釈をつけようとする自分がアホみたい。
……ちなみに作品内容は、きりたった山々に向かった草原でチェロを弾き、そのこだまとともに録音してある、というもの。草原があまりに黄緑黄緑なので、合成に見える……ので、音も合成なんじゃね、って気がしてくる……。私が想定する「アートの世界のリアリティ」からすると、合成なわけない、とは思うが。