あたらなくていい予報


予報どおり、本日の最高気温、35度。
明日の予想最高気温、34度。
……。
まあ、この部屋、やっぱり風が通りやすい。熱がこもらないので、外気温より室温が上がらないです。風だけでこんなに変わるとは思わなかった。
午後から図書館に行きましたけど、暑くはない、程度に冷房おさえてますね。涼しくはしていない。まあ、それでいいんだけど。涼みに行ったというより本を返しに行きました。
で、返しちゃったんだけど、池澤夏樹ぼくたちが聖書について知りたかったこと』を読みました。著者名としては「池澤夏樹」しか書いてないけど、池澤さんが秋吉輝雄さんにお話を聞く、という体裁の本です。この前、「一神教の信仰を持つ」ということがどういうことかわからない、って書いたんだけど、ユダヤ教一神教ではないらしい。

秋吉 ユダヤ教はもちろん一神教といえば一神教ですが、条件つきの「一神教」です。異民族がそれぞれの神を信じていることは承知の上で、自分たちの神はヤハウェを措いて存在しないというのですから、強いて言えば、部族的一神教です。それに、ユダヤ教を正確に表すとしたら、「一」という表現はたぶん使えないのではないかという気がします。一というのはやはり単位であって、二があっての一ですね。ヘブライ語でも「エロヒーム・エハッド(神は唯一)」というのがありますが、そこを「一」と読んではいけないんです。それは数ではない。英語の表現でいえばオールマイティなんです。

……そういうことなら、想像の範囲内かなあ。ユダヤ教の神様はユダヤ人だけ贔屓するらしいし。