今日も仕事、明日はお休み

眠い。
仕事先の関係者で、仕事を頼むと嫌そうにし、終わると捨て台詞を吐いていく人がいて、この人のことは、ふつうに、好きではないし、あまり関わりたくないです。ひとの、自分に対する態度って、苦手意識とは密接に関わるけど好悪とは完全に一致しない、とはいえ、一致することも多い、という例です。
この間、捨て台詞を吐かれて腹が立ったとき、いや、この感じ、なんか懐かしい……と思えば、前の職場で最高にストレスを抱えさせられた人を思い出した。嫌なことでも、懐かしい、って、思うんだと知りました。私の人生歴代だんとつで嫌いな人だったんですが(そもそも明確に人を嫌うことがあまりない、疲れるから)、でも、べつに、「悪い人」じゃないんだよなあ……とも思っています。相性が悪かったという話でもなく。
私は、だいたい性善説を信じていて――信じるっていうのも違うんだけど――つまり、「悪い人」は、そうそういないと思ってます。というより、実際に自分が会った人で、悪い人って見たことない。それは、人間は善き行いをするとか、善き考えを好むとか、そういうものじゃなく、悪いことをしたりすると、心に負荷がかかり、罪悪感が生じるものだ、という意味で。悪いことが快楽になったりはしない。お話の中ではよくいますけど、そういう人。現実の、身近では、見たことない。でもそれは、悪いことができない、ってことじゃない。自分がつらくても、心が悲鳴をあげても、だからこそやめられない、ってことが、たぶん、ある。あるいは、「悪いこと」の基準が私とは違うこともある。「悪いこと」だと気づいていないこともある。だから、「悪い人」じゃなくても、「悪いこと」をすることがある、することができる。自分も含めて。
……どこに話が向かっておるのか。
というか、好悪、って、好き嫌いという意味だと思ってたけど、好き悪いって書くよなあ。「嫌い」は「悪い」なのか。