エントロピー

じぶんのハイクは、ほぼおえかき、たまーに写真なので、フォトライフさえ健在ならばエクスポートする必要はない……のですが、このシリーズだけは残しておこうかな、と。手作業よ……。


 寝室がそんな風に乱雑なのは、完全に熱力学の第二法則の責任だ。
マーク・ホウ『ミドルワールド 動き続ける物質と生命の起原』(ISBN:9784314010603

 ボルツマンの理論と雑然とした寝室との類似は、エントロピーが秩序の概念にも関係していることを示す。ある系の「秩序のある」(あるいは整然とした)状態は、概して厳密に定義できる(すべての洋服をあるべき場所に)ので、通常その状態に達する方法の数は少ない。エントロピーは、方法の数を数える。だから、整然とした状態のエントロピーは低い。乱れた状態は、これに反してエントロピーが高い。乱雑のほうが秩序よりエントロピーが高くて自然なのだ。