展望


疲れたからよ……。
久しぶりに晴れましたが、そのなかをちょっと歩いただけで、……ちょっと、ちょっと? まあ、50分ぐらい? ちょっとか?
週間予報をみるに、曇りがちでそれほど気温が上がらないようなので、あと一週間は生きていられると思う。そのまま梅雨が終わらなければいいんじゃないかな……。

国民性

アガサ・クリスティー『牧師館の殺人』(ISBN:9784151310355)を読んでいたら、夫がメイドの言葉遣いがなってないことについて、妻にもっとなんとかならんのかね、と言ったら、注意してもなおらない、でもそれはそれでいいのよ教育していろいろできるようになったらもっと給料がいいところに行っちゃうわ、って言い返されるシーンがあったのですが。夫はなるほどと妻に感心しつつ、料理ができなくて皿の扱いが乱暴で礼儀作法がなってないメイドを雇う価値があるのかと不思議に思う。思いつつ、生煮えの野菜を食べるのをがまんできるのは、たいへんにイギリス人だと思いました。
ちょうど、渡辺佑基『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』(ISBN:9784309417608)で、フランス人はどこへ行っても食に手を抜かない話を読んだので……。

 フランス人にとって毎朝焼き立てのバゲットが食べられることは、インターネットで毎日のニュースがチェックできることよりもはるかに大事なことなのである。南極や亜南極にある世界各国の調査基地において、どの生活インフラに力を入れ、何を犠牲にしているかには、はっきりとした国民性が表れて面白い。

『牧師館の殺人』のまえがきをマシュー・プリチャード(アガサ・クリスティーの孫)が書いていて、ミス・マープルは、ポアロさんと違って「イギリス人である」ところが好きらしい。ベルギー人たるポアロさんは、食にうるさいのよ……。
あと、1920年代~1930年代のイギリスでは、裕福でなくても普通に誰もが使用人を雇えていた、と書いていて、とってもびみょうな気持ちになりました……そんなわけない……。なんてナチュラルな階級意識……。

昨日のがまん

昨日は観光地なところを通ったんですが(用があったわけではなく通り道)、観光客、少ない……と思ったら、土産物屋とか、半分ぐらい、休業?状態だった。たぶん。火曜日はそんなに定休日ではなさそう、そして定休日にしては貼り紙にいろいろ書いてある。休業なのか、廃業なのか。
お茶屋さんとか、伝統文化的なところには、県からか、市からか、補償が出てる……と思うんだけど(それも長期になるとどうなのか)、こういうところまではね……。


ぬいぐるみ売り場のぬいぐるみに触るのをがまん。

7月に入ってから2回本屋に行きましたが(別の店)、両方こんな感じで
「文庫にカバーおつけしますか」
「いいです」
で、紙袋に入れられました。紙袋って、取っ手がついてるやつじゃなくて、紙の……袋です(情報が増えない説明の仕方)。
でも昔は本屋ってこういう紙袋がふつうだった、ような、気がしないでもない……? まあ、昔はカバーをつけてもらってたのです。その場合はカバーつけて輪ゴムでまとめて渡されてたので、袋はない。
昔の話をすると、まんがにカバー(紙じゃなくビニールの)がかかってなかったのだよね。エコ……。


コンビニにはまだ行っていない。


階上の部屋で、不用品の処分でもしていたのか、いろいろと古そうなものが運び出されていたというか、一部、窓から落としていなかったか……。

元をとる

最近、胸というか腹というか、触って、肋骨がある……(当たり前……)と思うことが多く、実際に肉が薄くなっているのか気にしているから気になるのかがわかりません。
職場の体重計がなくなってしまったので、買おうかしら、体重計。
……必要かしら。
すぐ飽きるような気もする。
……。
この手のやつって、お金がかかったのだから元をとろうとするだろう、って、買う前は思うんですけど、そうはならない。これを買ったばかりに他のなにかを我慢することになったー!っていう具体的な損失がないなら、そんなものなのです。トレードオフが発生していない。

倹約家はお金について筋の通った実直さを持っている。貧しい人はトレードオフに用心しなくてはならない。買い物をするとき、倹約家は値段が「妥当」かどうかを考える。それに対して貧困者は、その金額を払うために何をあきらめなくてはならないか、自問しなくてはならない。倹約家は、裕福な暮らしをしているすべての人と同様、現実のトレードオフをしないので、一ドルの意味をなかなか理解できない。

センディル・ムッライナタン+エルダー・シャフィール『いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学』(ISBN:9784150504830