「生物と無生物なんて区別はないのよ。機械をどんどん精密に複雑にしていけばやがては生物に行きつくの。その間になんの境界もないわ」
哲学やってる人に小林泰三をすすめてみたら、「形而上の問題をうまく扱っている」という評が返ってきたことがありました。で、私は「ふむ、こーゆーのが形而上学かあー」と思ったのでした。というわけで、「哲学ってどんなの?」って知りたい人は小林泰三を読むのがよいかもしれません。悪いかもしれません。……。
上の引用でずばり言っているように、「境界」を描いた作品が多い、ような。
……最近は読んでない……。