身内の年長の女の人

「あなたにとって私はお婆ちゃん
 あなたのお父さんにとって私は母親・・・・
 死んだ主人にとって私は妻・・・・
 でもね・・・・

 私にとって私は私なの」

うん。
穏やかに言われたので、はじめ、「私が私であることをゆるしてほしい」という風にとってしまったけど、考えてみればこれ、事実を淡々と述べているだけ、ですよね……。