アフロメーテル

東京・首都圏未来地図 ’08最新版 (SEIBIDO MOOK)』。
ウソ地図かと思ったらホント地図だった。
……。えーと、妄想予想図かと思ったら、現実の計画に基づいた予定図だった、と。
なので、現在の東京を知らないし、いまいちわからん……。
とゆーかな、コンセプトが似たようなもんなんだよな、「環境に配慮」「景観に調和」「ランドマーク」「土地の有効利用」「地域の活性化」、……とな。あまりに似たような文言が続くものだから、なにもかもがうさんくさく感じられてくるという効果を発揮。
つまり、
でっかいハコつくって人を集めて儲けるぜ!
……ということらしい。
う、う〜ん?
で、高層ビルの計画が並んでるけど、なんかもう、きれいかもしれないけど美しくないんだよなあ、気に入らない。東京モード学園だけは異彩を放っていますが。あれぐらいやられりゃ、何も言えない……。
社会はぜんぜん変わっていくぜ、と、言われているけれど、何十年先を見据えているはずの都市計画は、前世紀とおんなじやり口なんじゃないのか……?という感じが。
とはいえ、こういう大きな計画の中の人は、おもしろい人がいっぱいいるはずなのにな。と、いうのは、これの前にアフロメーテルな表紙の本を読んだので、思うのですが……。『前田建設ファンタジー営業部 Neo』。アフロメーテルである。アフロメーテル銀河鉄道999の高架橋を37億円でつくってくれるそうなので、誰か発注してください(……列車は?)。
個々の計画を詳しく見れば、ほんとうはもっと、おもしろいんだろうな、この未来地図に書いてあるのは、建て前だけだ。