顔は見えない

「(笑)」の巻。
……たしか清水義範の作品だったと思うんだけど。ケンカ腰……というか、まるっきりこどものケンカで終わった対談を、編集者が絶妙な位置で「(笑)」を挿入することにより、知的に丁々発止のやりとりをしたかのように紙上に「再現」、っていう話が、あって、ですねえ……これはきっと、編集者ってすごいよね、っていう話なんですけどね、きっとそうなんですけどね、……
いや、まあ、私が「(笑)」を使わないのは、その話のせいではないですが……ええ、たぶん。でも、昔は使ってたんですけどね。括弧つきじゃない用法、「〜だった。笑。」っていう感じでなら、いまでも使ってるんじゃないかと思って、日記内検索してみたけど、ない。
ていうか、なんか、自分が笑ったっていう記述が、さっぱり、ない。
このあいだ、「苦笑い」って書いたのが発見されただけ。苦笑いは勘定に入らないよなあ。
なんだこの愛想のなさは……!
ぎゃふん。
(↑ってのを、真顔で書くなと。)