「喋る」と「描く」

絵というのは文字よりも昔に生まれているし、こどもの頃も字が書けるより前に絵が描けるようになると言うのに、なぜ多くの人が絵を描くのを止めてしまい、しかも苦手意識まで持つようになるのかは結構不思議だ。

この問いかけ、けっこうみなさん「なんでなんで」状態になっているようです。うん、なんでだ。
「書く」と「描く」じゃなくて、「喋る」と「描く」の競合なんじゃないか、という気もしますが。
あと、絵が描けるようになる、とはいっても、ぜんっぜん、思い通りには描けないですよね……いや、私の場合は。


最近、近藤さん、よく更新してるなあ、と思って、ふと過去ログを読み出したら、おもしろくてはまってしまいましたよ……。いちばん古いのから現在に向かって読んで、ちょこちょこ星をつけてます。障害情報が混じってるよ、とか、けっこう大学や高校でお話されてたんだなあ、とか、飛行機からこんなにきれいな写真が撮れるのかー、とか。なにより、世界観がにじみ出てるような文章がおもしろい。そしてしなもん可愛い。

祭りなんてどこもそんなものかも知れませんが、これは「人」を見に「人」が集まっているんだなあと思いました。人を人が意味付けしているというか、僕があなたの動機になっているというか、もっと言えば「僕が祇園祭である」なわけです(ちょっといいすぎ?)。

http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20020717