やきそばはSFの扉


A「やきそばやっきそば〜」
B「やきそばが好き……というわけではありませんというオチなんだろかやっぱり」
A「やきそばっていうと、明智抄の『サンプル・キティ』というまんがを思い出すんだよね、僕」
B「はあ」
A「主人公の主婦が、なんかSFな合戦に巻き込まれて、わけわかんなくなって、逆ギレして、『毎日夕飯のメニューを考えるだけでもたいへんなのに!』って感じのことを叫ぶまんがなの」
B「は、はあ。で、やきそばは?」
A「いや、メニュー決めるのたいへんったって、君、困ったらとりあえずやきそばにしてるだろ、っていう」
B「ははあ、えんえんとやきそばを食べる話なんだね!」
A「ぜんぜん違います!」
B「じゃあ、なんかSFな合戦ってなに」
A「忘れました!」
B「僕はどこにつっこめばいいの!」
A「うーんとねえ、やきそばと世界の危機が同列なんだよね」
B「いやいやいやいや、たぶんそういう話じゃないよね!」
A「やきそばをばかにしちゃいかんよ! いきものは食わなきゃ死ぬんだよ!」
B「やきそばだけ食っててもしあわせじゃないよ!」