歯医者通いが終わらない

噛むと痛い、というのが治らないので、いったんかぶせものをしたのをまたとって、根の治療を再度することになった。することになった、というか、してもらうことにした。先生は、もう少し様子をみてもいい、というのですが、そしてがまんできないほどの痛みでもないのですが、しかし、この、びみょうな痛みがあるのが、食事中である、ということが問題だ。たいした痛みじゃなくても、食べるとき、必ず!痛い、というのは、いただけない。文字通り、いただけない。様子見をしているうちに治れば手間もお金もかからないけど確実じゃないし、お金はかかるとしてもはやく治ったほうがいい、という判断なのだった。いつもは、なんとなーく問題を先送りする私としては、珍しいことだ。しかし、時は金なりというし。
って思ったけど、この格言、なんかおかしい。時はそうかんたんに金になりません……。というか、金が時になるのはたいへん嬉しいことですが、時が金になってもしょうもないんじゃないかな。お金の価値は、それとなにか価値あるものとを交換できるという価値であり、時間はなにかと交換することが難しい、ということ自体に価値があるわけではないけれど、そのことが価値を高めている、とはいえそう。