納涼会


石川県立美術館、「ロイヤル・アカデミー展 華麗なる英国美術の殿堂」。
いや、ポスターを通りすがりに見て、この女の子がこわくて……。もちろんホラーではない。
光ある絵が多くて、よかったです。
グッズ販売コーナーでは、この女の子と、「少年とうさぎ」の少年が並べて推してあって、なるほど、と思った。うん、あの少年の、わずかに開いた唇からのぞく歯がいいよね……。


ひとり美術館とか、ひとり動物園とかひとり水族館とかはぜんぜんありだけど、ひとりお化け屋敷はアウトだと思うんです。
でも行った。
出口のところで、またおともだちといっしょに、みたいなことを言われましたが、友達がおったらそもそもひとりで行きません。
「地下室の子守唄」
期間限定、アニメ『花咲くいろは』で緒花たちがたまにはまちに遊びに行こう!って出かけてナンパされた通りのビルです(わからん)。
たぶん私、子どものころ、ほんとのチビのころは、お化け屋敷、きらいだったんじゃないかと思う。本気でこわいから。あんまり記憶はないけど。というかむしろ具体的な記憶はひとつもないんだけど。
東京ディズニーランドのは行った気がする。ほんとのチビじゃなくなったころに。でもあれこわくなかったような。
おとなになって、こわいものがかなりなくなったので、こわいのかな、と思って。
で、こわかったのかというと。
まあ、こわいといえばこわい。
暗くて、どっかつまづきそうだな、っていうのが。
あとは、こわいというよりびっくりするんだよなあ。大声をあげていきなりとびたしてくるのが(声は録音)。とびだしてくるのがなんであろうと関係ない。胃がひっくり返った感じになって、しばらくきもちわるかった。食前食後はやめたほうがいいです。
ストーリーとミッションがある、というのがうりのようですけど、あんまり……。
あー、でも、おどかされたときに、退路というか、逃げ道を考えて一歩引くあたり、びっくりだけじゃなくて、恐怖もあるのか。
以下、ちょっとネタバレ。
最後、スタッフさんが出迎えてからも、もうひと驚きがあるんだけど、うん、びっくりしたけど、もう半笑いです。なんだかなあ。びっくりするのにめんどくさくなる、というか。
あと、おばけがなまものなのかつくりものなのかいまいちわからんのがこわい。いや、にんげんなんだろうけど。凝視しかえしてみても、まばたきせんのだ。ほとんどは、髪で顔が隠れてるんだけど、顔が見えるひともいる。
うーん、まあ、しばらくは、もうお化け屋敷はいいかな。
っていうか、ひとりで行くものじゃないんだよ、ほんと。カップルがいちゃいちゃしてればいいんだ……。