今年もよろしくおねがいします。
暗かったのでほんとに黒猫かは定かではないですが。しかし今年はじめて出会った生物が黒猫……? いや、それはセーフ。そのまえに人間の神主だか宮司だか、神職の人に会ってます。
子年に猫……と思ったけど、ハムスターでも飼っているわけでもなくねずみに出会うほうがアレだ。
2019年という年
年始に、辻占で
と言われたのですが、当たってません。……買ってないからな!
そしてなぜフラグを立てた。
個人的、今年いちばんよろしくなかった出来事は、はてなハイクがおなくなりになったことです。次に、ゴールデンウィークがカレンダー的十連休になって目が死んだこと。
よかったのは、冬休みがあること。つまり、今現在。もうずっとはたらきたくない……。
風邪はたぶん、一度しかひいていないのではないか……長期化して耳鼻咽喉科に行ったけどな……。
ハイクは、書き込みは少ないものの、生活の軸みたいになってました。
はじめてのハイクおえかきが2008年4月25日で、最初は毎日ではないですが、そのうちほぼ毎日、「おはよう」におえかきするようになって、2019年3月27日まで、11年弱。
朝起きたらハイクであいさつするもの!という。
終わるぞー!ってなったときに、改めて考えてみれば、べつにハイカーさん方と趣味嗜好がそんなに合っているわけではないんだな……?って気づいて、とまどった……。うち、テレビないので、そのへんの話題にはさっぱりついていけなかったし。でもそれはそれで、おもしろかったんですよね、わからなくても、おもしろいように書く技をおもちの方が多かったし、わからないということそのものが、おもしろかった……といってはなんですが……
こう、私の知らない、興味のないことに、熱中している人がいる、ということが、救い……といってはおおげさですが、そんな風に感じるところがあった。
ふつうのおとながふつうに真面目に生活しつつ、好きなことにははめを外したりへんなこと考えたりアホなことしたりする、というのが、息を抜ける感じがした。
それを見る距離感がちょうどよかった……んですが、まあ、それ、ユーザが少なくて、しかも新規ユーザ(若い人というか子ども)があまり入ってこない、というのが大きかったので……それでつぶれちゃったので……ああ……。居心地いいところはなくなるものなのか……。
終了前後にハイクについてそれぞれ語っているのをいくらかみたとき、何人か、「人と接するのが苦手で……」というようなことを書かれている方がいらして、それをいわれたら私はどうなるのー!って言いたくなった。オフ会でてたよね?って人だったりするので。でもこれ、自己評価と他者評価に乖離がでやすいジャンル(?)なのでしょうがないのだな。話しかけるのにお気楽にしてようと懸命に勇気をふりぼっていようと、結果的にちゃんと受け答えができていれば、コミュニケーション能力がある人だし、ずれた受け答えしかできないとなれば、コミュニケーション能力のない人です。でも、自然体でできなければ対人能力がある人とはいえない、って思い込みがあるような気がします。だけど他人の内面なんて見えないので、じぶん以外の他の人はみんな、難なくやってるように見える。ので、じぶんダメなんだな、って思っちゃう。
というわけで、私もだいぶん対人能力が低いんですが(そして高くしようとも思ってないんですが)、ネット上でぐらいは取り繕ってる……繕えているか……? ので、まあ、すごくマイペースな人、ぐらいにおさまっているのではないかと……?
取り繕うのにこの顔が便利で……。便利使いしてたら、だいぶ、勝手に動くようになっちゃったんですよね。「キャラが勝手に動く」とはこういうことか!ってびっくりした。ただし、こいつ、一個体ではないので、そのへんどうなの? まあ、なんかアホなこと言ったりアホなことやってたりしても、私がアホなわけではありません。勝手に動くのでしかたがない。
それもこれも、ハイカー諸氏に育ててもらったようなものなのですが、終わり間際、あれっ思ってたよりずっと愛されてたな!?って気づいて、びっくりしました。
そしてハイク後。
https://twitter.com/mdyymd
それまで放置していたtwitterを、「誰」なのかわかるようにはしたもののまた放置。
https://pulpdust.org/i/?user=id%3Aymd-y
it-talks。すっかり朝の人ではなく晩の人になっている。だんだん絵が大きくなってきた……。
https://ymd-y.hatenadiary.jp/
この日記。ダイアリーからブログになったものの、なんだかんだいちばん長く維持しているネット上の場。こっちからハイクに誘導したことはあってもハイクからこっちに誘導したことはありません。テイストが違うかと思って。でも見つけてくれる方はいるわけで、なんかすんません……。
はてなさん、ハイクをつくってくれたこと、11年維持してくれたこと、おえかき機能をつけてくれたことは、ありがとうございました(終了直後の日記では文句しかいってなかったのでいっとこう)。
フォトライフとブログは、まだ、終わりにしないでね……。
なんか、昔とはだいぶ、社風が変わっているのではないですかね。最近トップページも見てないんで、よくわからんですが。
シャンデリア
落ちてもあんまり死にそうにない。
ちょっと重そうになった。
きらきらしいのでなんとなく不安だけど、密度がないのでだいじょうぶだろう。
先月、国立工芸館(来夏開館予定)の建物見学ツアーに行ってきたのですが。
この、赤で囲ってあるところ。博物館・美術館のマークがまわりにたくさんある。もとは、加賀本多博物館がありましたが、そっちは石川県立歴史博物館と同じ建物に吸収されてます。
旧陸軍第九師団司令部庁舎(左)と、金沢偕行社(右)を移築して、東京国立近代美術館工芸館を移転いたします、という計画です。明治期の建物で、これまでに一部が解体されてたり外観の色が変わってたりするんですが、基本、建築当初のかたちに戻します、という話でした。
内観、展示室は、展示物優先で日光を入れるわけにいかないので、外からは窓があっても中にはない、壁も柄なしのシンプル仕様。でも休憩室となる師団長室は、再現したくても写真資料がない、って話でした。
夏頃に、オリンピック前の開館を目指します、って書いてある看板をみたとき、一年前に「予定」じゃなくて「目標」ってことは、もうすでに無理っぽいな、って思ってたんですけど(失礼)、やる気らしいよ。で、そのとき、観光客らしいご夫婦が、「金沢ってお金あるのねえ」みたいな話をしていて、国立なんだから国からもお金出てるんじゃないのかね、って思ったんですが、少なくとも、建物整備に関しては石川県と金沢市でやっているらしいです。あ、そう……。ちょっと金沢ちゃん、ええかっこしいだから、お金あるわけじゃないと思うわ……。
で、なんでシャンデリアを気にしていたのかというと、前日に、青崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』(ISBN:9784198944469)を読んでて、語り手が、子どものころにシャンデリアの下敷きになった死体をB級ホラー映画で見てトラウマなんだよな、とシャンデリアを見ながら思うシーンがあったからです。
サイズが大きければ大きいほどいやだった。刺さりでがありそうなゴテゴテした装飾があればあるほど、怖かった。
刺さりで……。
運動不足
首と肩と腰が凝ってます。動かなすぎなんだと思う……。いっそ雪が降ったらお外でると思う。最初のうちは。
前にひきこもっていたときはどうしてたんだろう、と思ってフォトライフをさかのぼってみると、空が広いのがうらやましい。あと鉄塔がある。
空と山と川と田んぼで構成された田舎でした。いままで住んだうちのなかで、だんとつ、いちばん、静かだった。ご近所さんもおとなしかったし、夜になるともう、じぶんちの冷蔵庫の音しかしません。いま住んでるところがいちばんうるさいです。車の音が。道路からの距離が近いし、交通量もけっこうある。むしろいままで、車の音がうるさい、っていう経験がなかったので、下見のときにあたまに入ってなかったんだ……。
クリスマス
我が家ではクリスマスはとくにしません。
↑している。
じゃなくて、日本的に、クリスマスをするとは、ケーキをくったりチキンをくったりプレゼント交換したりを指すかと思われますが、まあ、なんもしません。
絵は描きますが。ええ、まあ、なんかサンタ服がとても好きらしく、はげしく主張してくるので。
しかし、アガサ・クリスティー「クリスマス・プディングの冒険」(ISBN:9784151300639)を読む限り、イギリスでもクリスマスってあんまり宗教行事って感じじゃない……。教会には行ってますけど、夜中に行くか朝に行くかで、世代間確執(ってほどではない)があるよ、という話題。みんな、神さまのことも神の子のことも考えてない。考えてるのは生きている、身近な人間のこと! あとクリスマスのご馳走のこと!(まずいと噂のイギリス料理だけど、おいしそう) まあ、クリスマスするよりミステリするので忙しい。じゃないと話にならないから。
宗教である、ということよりも、伝統である、ということを重視している感じがする。
土地に、か、家に、なのか、根付いた宗教というのは、そういうものかもしれない。
ということは、日本のクリスマスは日本のクリスマスで、日本のクリスマスという宗教なのかしらどうかしら。