クリスマス

我が家ではクリスマスはとくにしません。

↑している。
じゃなくて、日本的に、クリスマスをするとは、ケーキをくったりチキンをくったりプレゼント交換したりを指すかと思われますが、まあ、なんもしません。
絵は描きますが。ええ、まあ、なんかサンタ服がとても好きらしく、はげしく主張してくるので。

しかし、アガサ・クリスティー「クリスマス・プディングの冒険」(ISBN:9784151300639)を読む限り、イギリスでもクリスマスってあんまり宗教行事って感じじゃない……。教会には行ってますけど、夜中に行くか朝に行くかで、世代間確執(ってほどではない)があるよ、という話題。みんな、神さまのことも神の子のことも考えてない。考えてるのは生きている、身近な人間のこと! あとクリスマスのご馳走のこと!(まずいと噂のイギリス料理だけど、おいしそう) まあ、クリスマスするよりミステリするので忙しい。じゃないと話にならないから。
宗教である、ということよりも、伝統である、ということを重視している感じがする。
土地に、か、家に、なのか、根付いた宗教というのは、そういうものかもしれない。
ということは、日本のクリスマスは日本のクリスマスで、日本のクリスマスという宗教なのかしらどうかしら。