あなたがいてよかった、という表現

question:1170302364

「働かなくても食っていける社会」が到来したとして、あなたは働きたいですか? 働きたくないですか?
人間は働くべきですか? 働かずともよいものですか?

まーたヒマ人そーなアンケートを〜。
↓こちらに触発された質問です。

触発されたといっても、内容はよくわかんなかったので、タイトルにつられた、ってところですけど。「みんながみんな働かなくてもいい社会になればいいと思うけど、どういう社会なんだか想像できん」って前に書いてたのですけど、へー、ふーん……(←わかってないわかってない)。


「ひとの役に立つこと」を、仕事と定義する。誰の役にも立たないことが、遊びとか趣味。とすると、通常趣味といわれてることもけっこう仕事になりますが。自分の役にしか立たない、っていうのは、役に立つっていわないほうがいいんじゃないか、とか、最近、考えてた。これも定義上の問題に過ぎないんですけど。
仕事をして得るもの、といえば、まずはお金。感謝のことば。達成感や満足感。経験、技術、知識。地位、栄誉、誇り。仕事自体が好きで楽しいなら、その仕事の最中の「楽しい時間」も、得るものとしていいかもしれない。
まあ、お金。お金なんですよ。
そのお金は、あなたが誰かの役に立ったことを示す表現である。ほんとうに役に立ったので、あなたにとって価値のあるお金というものを渡します。これからも期待している、という意味もこめられているかもしれない。つまり、あなたの居場所はここにある、という意味だ。
と、考えれば、お金を対価とする仕事、というものをなくす、――というか、一部の人のものとすることが難しいと、想像できる。
ほんとうに役に立った、助かった、ということを確かめられるなら、対価はお金でなくてもいい――のだが、なにしろ、お金というものは、ほとんどの人にとって価値のあるものである上に、使えば減る。相手にとっても価値ある、使えば減るものである、これ、をくれるということは、役に立ったというのが「ほんとう」だということだ、と、判断できる(貧富の差が大きいと、このへんが歪むのだが)。
べつにそんなこと、確かめなくたっていいし、そもそも食うに困らないのにひとの役に立とうなんてしなくてもいい。の、ですけど――たいていの人にとってはそういうもんでもないらしい。誰にも必要とされないことは、寂しい。
現状、私たちはほとんど、お金でつながっている。
と、いう言い方をすると、嫌がる人もいるだろうが、お金というものに価値があることは、間違いないので。価値のあるものでつながっている。
けれど、お金を対価とする仕事が一部の人のものとなって、それでも仕事にあぶれた人々がつながり合いたいと望むなら、お金に代わる表現が必要だ。
……どんな? ……さあ…………


アンケート、私の答え。
食うに困らないのにわざわざ働きたくないので働かない。べつに働くべきとは思わないけど、働くべきだと思っていても自分が働かずにすむなら働かないだろう。働かなくてもいいと明確に思っているかというとそうでもない。
あー、つまり、また「自分だったら答えない質問」をしているわけだな……。