あつい……

ちょっと3分ばかり外を歩いてひからびてきた。
……。
昔、山田風太郎の『戦中派不戦日記 (講談社文庫)』を読んで、まあ、内容は、昭和二十年の日記で、小説と違って読んでおもしろいもんでもないんですが(というか何を書いているのかあまりわからない……ひとの日記だもんな)、たしか、八月十五日は一行で終わってて、翌日が怒涛の長文になっていたのだった。内容そのものよりも、この圧倒的な分量の差、というものが、なんとも、印象的だった……。