行動指針

朝、香林坊付近で、スーツのおっさんたちがティッシュ配りしてたのですよ。ティッシュですよティッシュ。なぜ強調するかというと、金沢ではあまりティッシュ配りがいないからです。チラシだけです。なので、スルーするくせがついていて、大阪とか行っても、ついついスルーしてしまってから、あ、もらっていいんだった、って気づく。
「武蔵地区・香林坊地区はぽい捨て等防止重点区域です。」
11月1日、今日からのようで、そのアピールのためか、市の職員だったんだろうか。朝っぱらからおつかれさまです。
というか、どこであってもぽい捨てはいかん。と、思うんだけど。
いけない、というより、美しくない、と思っている。ゴミがちらかっているのが汚い、というのではなく、ぽい捨てするという「行為」が、「美しくない」。
それを拾うのは「美しい」かというと、美しくない行為がなければ必要なかったことなので、とくに美しいとは思わない。つまり、善悪とは別です。「美しい」「美しくない」は。
私の場合、善悪の基準より美意識の基準のほうが上位、むしろ善悪の代わりを美意識がしているかも、とちょっと思ったんだけど、それともまた違う基準があるような。ひとがするのを見て、「美しくない」と思うとしても、自分がしないのは、「美しくない」からではなく、なんとなく、きもちわるい、という感覚があるからで、これはなんだ。なんなのかはわからなくても、その由来はわかる。親がけっしてぽい捨てをしなかったのだ。直接にはしつけられてないけど、そういうことなんだった。けっきょく善悪か、これ。