ことば巧みに

人文系学問の書籍(というジャンルでいいのか……)において、文章が巧みだというのは褒めているのかなんなのか。説得力があるのは文章が巧いからであって、論自体がすぐれているわけではない、という含みがある、ことがある、ような。
ことばなんか飾りだ、という考えが背後にあるのですが、しかし、その飾りには力がある、と認めてもいる。だから排除したい。でも、ことばを使わずには表現できないこと、というものが存在する。飾りであるにもかかわらず! どういうことだ。