2019-01-01から1年間の記事一覧
早伊原が考えるように顎に人差し指を当てている。このポーズのとき、彼女は考えてはいない。考えているふりをしているだけだ。 瀬川コウ『謎好き乙女と明かされる真実』(ISBN:9784101800790)
どこかで野生の爬虫類、たとえばガーターヘビなどを見かけて、いったいなにを考えているのだろうと思うことがあったら、正解はおそらく「暑いな」か「寒いな」のどちらかだろう。そしてなにか野生の小型の哺乳類、たとえばアライグマやウサギなどを見かけて…
「イギリスとは関係があるんですよ」とブラウン神父は答えた。「わたしの出身国でしてね。しかも、その国で何よりもおかしな点は、たとえ自分がその国を愛していて、その国民のひとりであってさえも、さっぱりその正体がつかめないということなのです」 G・K…
先頃わたしは、惑星の環を研究している同僚から、土星について、ショッキングな知らせを聞いた。彼が悲しげに言うには、土星の環を構成している粒子の軌道は不安定で、天文学の世界では一瞬にあたる一億年かそこらで、みんなどこかへ飛び去ってしまうかもし…
ビタミンの発見は、十九世紀のタンパク質や炭水化物と同じような力で、欧米における食べ物の学説に影響を与えた。ビタミンは発見ではなく発明と呼んでもいいほどのものだ。 フェリペフェルナンデス=アルメスト『食べる人類誌―火の発見からファーストフードの…
なんでもたくさんあることがいいと思うのは、ほんの一瞬のことなんですよ。 ディック・ブルーナ『夢を描き続ける力』(ISBN:9784041028407)
「ねえ猿渡、この世でいちばん美しいものってなんだと思う?」 「黒尽くめの怪奇小説作家」 津原泰水『猫ノ眼時計』(ISBN:9784480433206) 「惜しい」アイダベルは口許でだけ笑った。「知恵だよ。あたしにはない。猿渡にもない。でもあの人にはある」
じぶんのハイクは、ほぼおえかき、たまーに写真なので、フォトライフさえ健在ならばエクスポートする必要はない……のですが、このシリーズだけは残しておこうかな、と。手作業よ……。 寝室がそんな風に乱雑なのは、完全に熱力学の第二法則の責任だ。 マーク・…
ようやく日記のインポートが終わりました……。というか、ハイクで、やっと終わった、って書いてらした方がいて、おやって思って確かめたらこっちも終わってた、という。ハイクべんりだなあ。くそう。 リアルではもちろん、ネット内でもひきこもりなので、現在…
ダイアリーからのインポートが終わらない……。 インポート開始から数日経っても記事が移行されず、進行中のまま止まっているように見えたり、途中で進みが遅くなったりすることがございますが、処理は止まっておりませんのでご安心ください。なお、ブログには…
博物館で幼女に手を振られたので、手を振り返した。真顔で。
ジオラマ風。 トイカメラ風。
撮ったまま放置してた写真(ジオラマ風)。標識がいい感じですよね。
歯医者の定期検診に行く。 ……それが目標でいいのか……。 で、きちんと磨きましょうって怒られないように日々歯を磨く。 …………おとななのに。 いや、去年、けっこうかかったんだ。時間とお金が。 それで気づいたんだけど、私、医者に払うお金に「高い」って感覚…
珍しく晴れた元日の朝(降水確率50%)。 いまは雨降ってる。 そしてなぜか元日から後頭神経痛です。発動条件がわかんないんだよなー、これ。たいてい一日程度で治まるけど、バファリン効かないやつ。