しあわせ?

さて、ちょっと買い物に出かけてきました。昨日、「明日から寒くなる」という話でしたが、今日になったら「明日からだ」ということになっていて、とにかくまだ本格的な寒さではありません。寒いことは寒いですが、歩いているうちに狎れてくる程度、でも露出している部分だけが冷えていく、という感じです。何しろ田舎なので、19時を過ぎるともう店の灯りはだいぶ少なく、車もあまり通ってません。クリスマスを主張する電飾もなんとなくしょぼく、でも見ようによってはほほえましいといえなくもない、かもしれません。
そこを歩いていました。
顔が冷えてきたなあ、と意識して思った、そのとき、「しあわせ」を感じました。


……唐突になんですかいったい。っていうか嘘くさいなあ。別に、「しあわせ」はすぐ近くにあるとかいう話じゃないですよ。たんに私が、「ときどき、ちょっと寒い、冷えてる」のが好きなだけなので。意識して、好きなので。ただ、「好き」は意識していても、感じる「しあわせ」っていうのは、制御できない……そこがおもしろい。というか、感じる「それ」って、あえていうなら「しあわせ」っていうもんだろうなあ、ってもので、……つまり回想したときに使う表現なだけで、「そのとき」には、言葉でいいあらわすものなんてない。
……うーん、伝わってますか?