クマに話しかけてしまうほど寒いですね。

午前中は吹雪いてたので、ちょっとないってところまで雪が吹き込んでました。北陸といっても豪雪地帯ではないし、例年は12月にこれほど降らないのですが。
ところでクマといってももちろん生きているクマではなく、かといって死んでいるクマでもなく、そもそも生命がないのに人格だけは付与され、実体も持っているクマであって、つまりぬいぐるみなんですけど。つまり可愛いのです。
寒くなくっても話しかけますけどね私は!
……話しかけるといっても発声はしませんー、脳内会話です。いや、妄想のなかでさえ彼が私の呼びかけに答えたりはしませんので、会話になってませんが。彼?なのか? ……名前もつけてないし、ほんとうに人格を付与しているのか私は……。

言葉を発するという行為を、どうして自分は嫌うのか。他人と会話するのは嫌うくせに、毎朝毎晩サボテンとマリモに挨拶するという、自分で客観的に考えても大変寂しい行為はまったく嫌いではない。むしろサボテンとマリモは好きだ。植物全般はどうでもいいが、サボテンとマリモだけは好きだ。もっと限定するなら、自分が育てているサボテンとマリモだけが好きだ。他の人間が育てているサボテンとマリモはどうでもいい。

はじめに読んだときははげしくつっこんだが、しょせん同類か……。ってか、植物のほうが生きているぶんだけマシ?
……。
えーっとですね、生きているかどうかってのと、そこに人格をみとめるかどうかってのと、愛着するかどうかってのと、なかなか深遠なテーマを含んだ日記なんですよこれは?(何を取り繕っているのか。)