おっさん遭遇

冷蔵庫の電源を入れたら、卵が凍った。にゃー。
さて、昨日のことなんだけど、しごと帰り、ひょこひょこ歩いてたら車からおりてきたおっさんに「おーい!」って声かけられまして、誰かと思ったら前の職場の知り合いであった。よく車の中から歩いてる人の顔が識別できるもんだな……感心しつつ、「元気か」「元気です」ってな会話をして別れたんですけど、再び歩き出してから三分くらいしてから先方の名前を思い出した。
……いや、思い出せなくて記憶を探って三分かかった、のではなく。名前がふっと思い浮かんでから、自分が思い出そうとすらしてなかったことに気づいたのであった。なんや、薄情な……しかし向こうも私の名前を呼ばなかった。思い出せなかったのかもしれない。というか、あんまり名字で呼ぶ人いなかったしな。
人にしろ、物にしろ、その特徴の集合に「名前」というラベルをつけて識別する、っていう管理方法を脳がしていないのは確かだと思う。名前を気にせずとも、あのおっさんはあのおっさんであった。